7か月ぶり、待ちに待った開店です。島根県松江市の大型書店が4月24日にリニューアルオープンし、大勢の人でにぎわいました。

松江市田和山町にリニューアルオープンしたのは今井書店松江本店です。この店は去年9月まで今井書店グループセンター店として営業していましたが、約7か月かけて大規模改装し、今井書店松江本店として装いも新たに生まれ変わりました。

今井書店　達山 暢 常務
「もちろん本が大好きな方に来ていただいて選んでただくこともそうですし、場合によっては食事だけしに来ていただいてもよろしいですし。いろんな過ごし方をこの田和山の土地でですね、楽しんでいただけたらと。まさに過ごせる本屋これを目指しております。」

「すごせる書店」として空間設計された店内はこれまであった天井を取り払ったほか、中央にあったレジを隅に配置して通路を広くするなど開放的な雰囲気に。

また、書棚には智頭産の杉を使用、本を使った照明器具など、インテリアにもこだわっています。

取り扱う書籍のタイトル数も95,000タイトルから125,000タイトルに拡大、本を選ぶ楽しみが増えました。

訪れた人
「なんか本とかもすごく見やすくなってるかなと思います」

店内には本だけでなくこだわりの雑貨や食料品も並ぶほか、5月には窯で焼いたピザやパスタなどが楽しめるカフェもオープン。コワーキングスペースも設置され仕事や勉強、交流の場としても活用できます。

訪れた人
「きれいですとても、広々として雑貨もたくさんあって、なんかキッズスペースがあるって、ホームページに書いてあったので赤ちゃんといっしょに来てみました」

去年9月からの改装による一時休業を経て、7か月ぶりにオープンした書店に地元の人たちも・・・

訪れた人
「やっぱり楽しみでしたよ。ちょっと休みの間はさびしかったですね」

「もうずっと待っていたのでオープンを。本だけじゃなくていろいろ楽しんで帰れるってところがいいんじゃないですか」

5月20日にはカフェがオープンしグランドオープンとなる今井書店松江本店。地域の人たちが思い思いの時間を過ごせる場として期待が高まります。