島根県浜田市と江津市にまたがる、しまね海洋館アクアスで魚のひれをテーマにした特別展が開催されています。

水の中で優雅に動く魚のヒレ。しまね海洋館アクアスで開催されている特別展「ひらひら・ぱたぱた魅惑の鰭展」では、色や形がきれいであったり、変わった役割を果たすひれを持つ15種類の魚が展示されています。

「ホウボウ」は胸ビレが変化してできた感覚器官で砂の中にいる生き物を掘り出して食べます。南日本の海に生息する「クマドリカエルアンコウ」は胸ビレと腹ビレを使ってまるで歩くように移動します。

しまね海洋館アクアス　河邊寿子 さん
「なかなかひれだけに注目していただくことって普段ないと思うんですけれども、魚によっていろいろな動かし方とか色とか形とかも違いますので、そういったところを見ていただけたらと思っています」

また、ゴマフアザラシのはく製の展示やアクアスのシロイルカたちのヒレの大きさがわかる展示もあり、魚類とのヒレの違いを知ることができます。

この特別展は5月12日まで開催されています。