当日予約も可能!ライドシェア“はいきたかなぎ”の利用者が3倍以上に増加 停留所増設で新しい地域交通モデルへ 青森県五所川原市
五所川原市で去年10月に始まったライドシェアは運行開始から利用者が3倍以上に増え、4月からは停留所の増設も予定しています。
五所川原市金木地区のライドシェア「はいきたかなぎ」は、県のモデル事業として去年10月に実証運行が始まり、今月からは市が独自に運行を続けています。
きょうも市民の利用客をスーパーマーケットや病院などに運んでいました。
★初めての利用客
「予約のやり方がわからなかったけど、きょうの利用をきょう(の予約)でも良いんだってね」
「はじめていっしょに来た人が誘ってくれて良かったです」
料金は1回につき五所川原市民が500円、市外からの利用客は1,000円です。
電話かインターネットで受け付け、自宅や町内28か所に設けられた停留所で乗り降り出来て当日予約も可能です。
運行が始まった去年10月の1か月間の利用者はのべ60人でしたが、今月はきょう現在までに186人と3倍以上になっています。
★はいきたかなぎ 阿部陽一ドライバー
「冬になってふだん歩いている方とか自転車に乗っている方がこれを利用してもらって増えたというのがひとつの要素」
「(金木地区は)タクシーが無くなったので、たいへん助かると利用者の方からことばをいただいて、こちらも運営の励みになります」
★五所川原市公共交通係 坂本翔哉 係長
「利用者から要望が多かったスーパードラッグストア金融機関等も停留所を追加いたしますので」
「今までご利用が無かった方にも便利に使っていただけるものと考えています」
好調を受け停留所を4月から町内41か所に増やし、さらに利便性向上をめざします。