岩手県大船渡市で発生した山火事は鎮火の見通しが立っていません。
国からの要請を受け青森県は現地に緊急消防援助隊を派遣しました。

岩手県大船渡市できのう午後に発生した山火事では少なくとも600ヘクタール以上、84棟の住宅が燃えたとみられています。
現場付近では1人が遺体で見つかり火災との関連を調べています。
また周辺では2000人以上に避難指示が出ています。
消防庁は青森や宮城など6県に出動を要請し青森県は現地に緊急消防援助隊を派遣しました。
援助隊は県内10の消防本部から32隊114人と航空指揮支援隊6人が応援入りし、下北からも深夜に隊員たちが出発しました。
県によりますと県内からの援助隊はけさ5時半まえに到着し消火活動を行っています。
6県からの援助隊の規模は190隊680人に上っていますがまだ鎮火の見通しはたっていません。