警察は交差点で一時停止をせずに軽トラックで福祉施設の送迎車に衝突して高齢者６人を死傷させたとして、２１歳の男を過失運転致死傷害の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは十和田市東一番町の２１歳の会社員の男です。
男は、きのう午前９時まえ六戸町犬落瀬の交差点で軽トラックを一時停止せずに侵入させ、福祉施設のワンボックスカーに衝突して、高齢者３人を死亡、３人に重軽傷を負わせた過失運転致死傷害の疑いです。
亡くなったのは施設の送迎で乗っていた今泉勢子さん８５歳、小川原アサさん８８歳、山本ミサさん９３歳のあわせて３人です。
また重軽傷を負ったのは同じくワンボックスカーに乗っていた高齢者３人です。
調べに対して男は「一時停止をしていなかった」と容疑を認めているということです。

★福祉施設の担当者
「交通ルールを守っていれば防げた事故だと思っていますので、なぜ事故の多いところで一時停止をされなかったのかと大変残念に思います」

警察が当時の状況を詳しく調べています。

男は犬落瀬下久保方面から犬落瀬字根古橋方面へ進行中で、交差点には男の側に一時停止の看板がありました。
現場は大曲小学校から西に１キロほど離れた信号機がない片側１車線の見通しの良い十字路交差点です。