全国で相次ぐ大規模な山火事…“4月と5月に集中”する発生を防ぐためには? 青森県内で防止パレード
ことしは全国各地で大規模な山火事が相次いでいます。
空気が乾燥し火事が起きやすい季節を迎えるなか、山火事を防ぐにはどんなことに気をつけるといいのでしょうか。
県が各地で行っている山火事防止パレードのうち五所川原市では消防や警察、森林組合などの30人が、消防車両に乗り込み火の取り扱いに注意するよう呼びかけながら巡回しました。
ことしは岩手県大船渡市で平成以降、国内最大規模のおよそ2900ヘクタールが焼失するなど大規模な山火事が全国で相次いでいます。
山火事はひとたび発生すると消火活動の難しさや落ち葉が再び燃えることなどで被害が拡大することがあります。
県内でも2022年に発生した十和田市の山火事は鎮火まで5日間燃え続けました。
特に春先の発生が多く過去5年間県内でで発生した101件のうち、7割以上が4月と5月に集中していました。
原因の3割は「たき火」でした。
★県西北農林水産事務所 豊澤順造所長
「外で火を扱う場合についてはそのままにしておかない 必ずずっと火が消えるまで立ち会うあるいは水の準備をする防火用の水を準備するなどの対応をしていただきたいと思いますし、風の強い日には作業を中断していだたくあるいは中止していただきたい」
これから行楽シーズンを迎えるため、改めて火の取り扱いには注意が必要です。