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「命が助かっただけでも…」出かけてから“わずか30分後”に大雪で菓子店が倒壊 道路にも散乱 青森県平川市

2025年2月27日 18:55
「命が助かっただけでも…」出かけてから“わずか30分後”に大雪で菓子店が倒壊 道路にも散乱 青森県平川市

これまでに積もった雪による建物被害が、きょうも相次いでいます。
平川市では和菓子店が雪の重みで倒壊しました。

道路に散乱する大量の雪と建物の一部。
残っている雪も1メートル以上積もっています。
倒壊したのは平川市碇ヶ関の国道7号沿いにある和菓子店「長栄堂」です。
所有者の工藤さんによりますと、きょう午後1時50分ごろ知り合いから「店舗が雪の重みで倒壊している」と連絡があったということです。
工藤さんは、倒壊のわずか30分前に店を出ていたため無事でした。

★店舗の所有者 工藤禎文さん
「なんも声も出ないですけどご迷惑をかけたなと 皆さんに命が助かっただけでもまだ良かった それだけです」

工藤さんによりますと、今シーズンは1度も屋根の雪下ろしをしていなかったということです。

★店舗の所有者 工藤禎文さん
「雪を下ろせば良かったんでしょうけれども、なかなかちょっと下ろせないし場所もないので下ろす場所もないので」

現場は東北自動車道・碇ヶ関インターチェンジからおよそ1キロ離れた交通量の多い場所で、倒壊の影響で一時渋滞が発生していました。
県のまとめによりますと、きょうまでに確認された大雪による建物被害は合わせて422件と、きのうより11件増えています。

最終更新日:2025年2月27日 20:02
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