育てたデントコーンの皮を“草履”に 高校生たちが伝統工芸「きみがらスリッパ」の製法に理解深める 青森県十和田市
十和田市の高校生が地元の伝統工芸「きみがらスリッパ」の製法で小さな草履を作りました。
三本木農業恵拓高校で開かれた講習会には、植物科学科と家庭クラブの1年生25人が参加しました。
作り方を教えたのは「きみがらスリッパ生産組合」の人と、以前作ったことがある植物科学科の2年生です。
今回は高校の畑で育てたデントコーンの皮を使い、スリッパよりも小さい10センチ程のミニ草履を作りました。
生徒たちは皮を水に浸してから細く裂いて編んでいき、カラフルな自分だけのミニ草履を完成させていました。
★三本木農業恵拓の生徒
「最初は難しかったけど慣れてきてから、案外簡単に作れます」
「伝統を子どもたちがやることが少なくなっているから、自分たちでもっと広げていこうかなと思いました」
生徒たちは地元の伝統工芸に理解を深めていました。
最終更新日:2025年2月25日 16:14