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津軽線代替交通の乗り合いタクシー乗降場所が“3倍”に!青函トンネル記念館や義経寺前などの観光地追加で利便性向上へ

2025年2月26日 19:46
津軽線代替交通の乗り合いタクシー乗降場所が“3倍”に!青函トンネル記念館や義経寺前などの観光地追加で利便性向上へ
JR東日本は運休中の津軽線蟹田・三厩間の代替交通として運行している乗り合いタクシーの乗降場所を、4月から3倍に増やすことを決めました。

★JR東日本盛岡支社 大森健史支社長
「地元の皆様からのご要望等を踏まえ、定時定路線型の『わんタク定時便』さらに代行バスの乗降箇所、乗り降りする場所を大幅に追加します」

津軽線の蟹田と三厩の間は2022年の大雨被害の影響で運休が続いていて、JRは2027年春に鉄路を廃止する方針を示しています。
鉄道の代わりとなる事前予約制の乗り合いタクシー「わんタク定時便」は、現在「蟹田駅」と「龍飛埼灯台」の間で実証実験として運行されていて14か所に停車しています。
実験は今年度いっぱいの予定でしたが、JRはきょう乗り降りする場所を増やし、4月からも運行を続けると発表しました。
新たに追加するのは「外ヶ浜中央病院」など29か所で、乗降場所はこれまでの3倍の43か所にします。

「青函トンネル記念館」や義経寺前などの観光地も新しく加わりました。
利用方法や運賃はこれまでと変わらず1回500円、1か月定期券は3000円で子どもや75歳以上の割引きもあります。
また乗り合いタクシーの乗降場所が増えたことに合わせて、代行バスの乗降場所も8か所増え18か所とし地域の足を確保します。
最終更新日:2025年2月26日 19:47
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