漁村の地域資源活用しにぎわい創出を「海業」観光ツアー開発へ視察
海を活用した地域活性化事業=「海業」に取り組む愛媛県愛南町で、観光ツアーの作成に向けた視察が行われました。
きょうは首都圏の企業や団体の担当者・4人が、愛南町の職員らの案内でマダイの養殖いけすなどを見学しました。
「海業」は人口減少や高齢化といった課題に直面する漁村に、地域の資源を活用して観光客を呼び込み、にぎわいの創出などにつなげようという国の事業です。
愛南町では今年3月に事業主体となる一般社団法人Umidasを設立して、見学ツアーや体験プログラムの開発に取り組んでいます。
視察ではUmidasのスタッフや漁協の女性部とともに、マダイの調理にも挑んだ4人。
東京の経営コンサル会社 青木恒亨代表:
「ほんとに自然のままというところと人々、 このポテンシャルをぜひ、日本国内そして全世界に向けて広げていきたい、広げていってほしい」
Umidasでは今後、視察スタッフの意見を集約して、来年度のツアー開始を目指します。