愛媛県内の人口減少に歯止めをかけようと、県が新たな対策会議を設置しました。

この会議は、人口減少の現状や危機感を共有し効果的な政策につなげようと、今年度設置されました。

南予地方局 大崎陳洋局長：
「(南予は)地元に大学等がないため、地域外へ進学するしかないなど若者をとどめておくことが難しい」

県によりますと、愛媛県の人口は現在126万9000人ですが、去年一年間に県内からおよそ1万8000人が減少しています。減少数は10年前と比べて1.8倍近くに拡大しています。

中村知事：
「人の生き方とか結婚観とかいろんな複雑な問題も絡んでくるので、強制するわけにはいかない。その中でやれることをやりつくしていくという姿勢で臨みたいと思います」

県は、炙り出した課題に対して部署横断型で対策を検討していくということです。