“飛び石”となった今年のゴールデンウィーク。来月3日からは、後半の4連休に突入します。車でお出かけ、という方も増えるこの時期、注意すべきポイントは？

和氣アナ：
「時刻は午前10時半です。道後温泉本館前、きょうは連休の谷間なんですが結構入浴客の方でにぎわってますね」

東京から親子3人（電車とレンタカーで移動）：
「今回は逆に谷だからちょっと休みとって、家族とゆっくりと思って。高知に行ってって感じで2泊3日で行きます」

広島から2人（車で）：
「僕がもう仕事がゴールデンウィーク休みに入っていて、ちょっと妻も今お休みなので、気分転換にふらっと。最高だったね、よかったね。景色も良かったですし、天気も良かったので」

連休の谷間を狙って観光を楽しむ人たち。

埼玉から家族5人で：
妻「車で来た。埼玉なので、帰りに名古屋に寄ってレゴランドに行って帰ろうかなと」
息子「虫捕りしたい」

東京から 実家に里帰り：
「東京から車で。後半は、奥さんの方の実家に。長野県。次は長野」

自宅から車で訪れたという方も多いようです。長距離運転の機会が増えるGW。

ロードサービス歴20年以上！JAF愛媛支部の西崎直哉主任に、長距離運転で気をつけるポイントを聞きました。

JAF愛媛支部 ロードサービス隊 西崎直哉主任：
「直線が続く道などは特に眠たくなるかと思うので、いつもよりちょっと姿勢を変えてみるとか。少し背もたれを起こしてもらうといつもより違う姿勢になってアイポイント（視点）も上がる。寝る姿勢に近くなると眠たくなる傾向にある」

運転の前には、ブレーキオイルやタイヤのチェックといった簡単な点検をすることも大切ということです。

さらに今年、気を付けてほしいというのが…

「（ドアや窓を）締め切った状態になっていると、気温が50℃近くまですぐに上昇します」

車内での熱中症です。

こちらは、JAFが実施した実験の映像。気温が23度前後の晴れの日、軽自動車と大型SUVでエンジンを切った状態の車内温度を測ると…25度だった室温は、10分で30℃を超え…30分後には、大型SUVで40度近くに上昇。1時間後には43.5℃と、体温を超える危険な温度に達しました。

そして1時間後、直接日光が当たるダッシュボードは57℃に…

「フロントガラスの面積が（SUVが）一番大きいので、南向きで停める場合が一番温度が上がりやすい」

天気予報によると、おおむね好天に恵まれ、気温も25℃前後に上がる日が多くなりそうなGW後半。

西崎さん：
「お子様はもちろんのこと、ペットなども車内に取り残されないように気を付けてほしい。（GW後半は）かなりの台数の車やバイクが走ると思う。渋滞や色んな事故があったりすると思うので、時間に余裕をもって外出してほしい」