JR四国の新規ビジネスで「サーモンの陸上養殖場」完成 鉄道事業以外での収益拡大へ
JR四国の新規ビジネス、サーモン陸上養殖事業が“出発進行”です!
愛媛県西条市の県漁協ひうち支所の敷地内に完成したのは、JR四国が整備を進めてきたサーモンの陸上養殖場です。
きょうは関係者が集まり竣工式が行われ、玉ぐしを捧げて事業の成功を祈りました。
このサーモンの陸上養殖事業はJR四国が鉄道事業以外の新規ビジネスで収益を拡大しようと進めていて、漁協の敷地内には直径5メートルの水槽が13基設置されています。
このうち9基の水槽では、およそ15センチに育ったサーモンの稚魚4700尾が育てられていて、水は西条市の「うちぬき」が使用されています。
JR四国 平田成正常務:
「あくまでも鉄道事業で培った信頼とか、そういうものをしっかり安全であるという食の安全もしっかりやっていきますということで考えております」
JR四国ではまずは年間10トンの生産量を見込んでいて、来年春頃の初出荷を目指すとしています。