国の重要文化的景観「遊子水荷浦の段畑」で特産のジャガイモの収穫が最盛期 愛媛・宇和島市
国の重要文化的景観に選定されている愛媛県宇和島市遊子水荷浦の段畑で、特産のジャガイモの収穫が最盛期を迎えています。
宇和海に面した宇和島市の遊子水荷浦の段畑では、13軒の農家がジャガイモを栽培しています。ジャガイモ農家の福島久光さんが鍬で掘り起こしていくと、土の中からこぶしほどに成長したジャガイモが顔を出しました。
“耕して天に至る”と評され、文化庁の重要文化的景観に選定されている“遊子水荷浦の段畑”では、石垣の保温効果や日当たりの良さを生かしたジャガイモの栽培がさかんで、地域の特産品となっています。
農家 福島久光さん:
「ええ、ことし本当実の太りええよ。みなさんが『おいしいおいしい』と買ってくれるのが励みになるし、力になるし」
ジャガイモの収穫は今月末まで続き、あさっては、とれたてのジャガイモが購入できるイベントも開かれます。