決め手はスタッフ間の情報共有!特殊詐欺を未然に防いだコンビニ店員に感謝状
決め手はスタッフ間の情報共有でした。特殊詐欺を未然に防いだとして、松山市内のコンビニエンスストアの店員に警察から感謝状が贈られました。
松山西警察署から感謝状が贈られたのは、ローソン松山別府町店の冨永保久さんと専門学校生でスリランカ出身のディドラさんです。
2人は、先月31日、80代の女性客から「娘にお金を送りたいのでやり方を教えて欲しい」と頼まれたため、携帯電話の画面を確認したところ詐欺メールだと気が付き、西署に通報しました。
以前からこの女性の行動が気になっていて、スタッフ間でも情報を共有していたといいます。
ディドラさん:
「そのお客さんだけおかしいなって。何回も来て」
県警によると、今年に入り県内で確認している特殊詐欺での被害額は3月末時点で1億994万円で、去年のおよそ3.5倍だということです。
警察は、身に覚えのない話は詐欺を疑い、一人で抱えず家族や警察に相談して欲しいと呼びかけています。
最終更新日:2025年4月30日 19:42