2月27日の早朝、高知県いの町で住宅2棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。警察は身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。

2月27日午前5時50分頃、いの町の火事現場の近くに住む男性が撮影した映像では、激しい炎と大量の煙が上がり放水作業が行われているのが分かります。

警察によりますと27日午前5時半頃、いの町の門田速男さん（75歳）の住宅で火事があり「火事です、家が燃えている」と門田さんが通報しました。

火は3階建ての門田さんの住宅を全焼したほか、隣接する空き家の合わせて2棟を全焼。さらに隣接する住宅1棟の一部を焼き3階建てアパートの壁を焼きました。駆け付けた消防が約1時間20分後に消し止めましたが、焼け跡から1人の遺体が発見されました。門田さんは70代の妻と2人暮らしで妻と連絡がとれていないということです。

警察は遺体の身元確認を進めるとともに火事の原因を調べています。