美作大学の公立化巡り調査・分析へ 津山市 新年度予算案に事業費計上
津山市の3月定例市議会が今日(25日)開会し、谷口市長は美作大学の公立化を巡り、実現の可能性を調査するための事業費などを盛り込んだ新年度予算案を提案しました。
津山市の谷口市長は、今日開会した3月定例市議会で、美作大学の公立化について前向きに検討を進める考えを示しました。
美作大学を巡っては少子化などによる志願者数の減少で、今後の存続が危ぶまれるとして、大学を運営する学校法人や地元の医師会などが、去年1月以降、市に公立化の検討を要望しています。
新年度の当初予算案に盛り込まれた事業費は1604万円。公立化の実現可能性と有効性を検証するため、公立化後の大学の長期的な収支見通しや地域ニーズなどの調査、分析を行います。
更に、専門的な見地から是非を検討する有識者会議を年内に5回ほど開き、報告書をまとめる計画です。津山市議会の3月定例会は来月(3月)18日まで開かれ、予算案などの採決を行う予定です。