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息子殺害 母親が起訴内容認める

2024年9月25日 16:18
息子殺害 母親が起訴内容認める

 去年(2023年)8月、岡山県玉野市の自宅で、息子の首を絞めるなどして殺害した罪に問われている母親の裁判員裁判が岡山地方裁判所で始まり、母親は起訴内容を認めました。

 殺人の罪に問われているのは玉野市迫間の無職、山﨑末子被告80歳です。起訴状によりますと山﨑被告は去年8月4日の早朝、自宅1階の居間で52歳の長男の顔にタオルケットを押し付け、更にネクタイで首を締めて死亡させたとされています。

 今日(25日)の裁判員裁判の初公判で山﨑被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察側は、右半身不随でほぼ寝たきりだった息子が抵抗できる様な状態ではなく、同意も無かったと指摘。山﨑被告が一方的に無理心中を図ったと主張しました。

 これに対し弁護側は、息子の介護に限界を感じた被告が携帯電話に遺書を残した点などを挙げて、事前に殺害の同意は得ていたと訴え、減刑を求めました。裁判は明後日(27日)、結審する予定です。

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