【ツガワの目】「every.しずおか」津川祥吾アンカーの目線で話題検証…第2回テーマ「ガソリン価格は本当に下がるのか?」
物価高騰の中、高止まりが続くガソリン価格。2025年1月以降、ガソリン補助金がカットされ、今は180円台半ばで推移しています。
(ガソリンスタンド利用客)
「上がってますよね、この物価の上昇はどうしようもできない」
そんな中、先週金曜日に、自民・公明・国民民主、3党の幹事長が会談し、6月からガソリンの価格を一定程度、引き下げることで合意しました。
(自民党 森山 幹事長)
「ガソリンの暫定税率の撤廃を、国民としてはずっと要望しておられるところでありますがj」「6月から2025年度中、ガソリンを一定の金額を下げるという形で対応をした方がいいのではないか」
会談後、自民党の森山幹事長はこう述べ、財源には国の基金を活用する考えを示しました。その後、一部の報道で、6月からの下げ幅は「10円前後ではないか」と報じられました。
3党の幹事長は、2024年12月、ガソリン暫定税率の廃止について合意しています。
先日、国民民主党の榛葉幹事長は…。
(国民民主党 榛葉 幹事長)
「私は暫定税率を早く廃止してほしいと、ところが、一部報道で補助金で下げることを榛葉が合意したと、してませんよそんなこと。私はガソリン税の暫定税率を廃止してほしいと言ったんです」
どうなるガソリン暫定税率?ガソリンの価格は本当に下がるのでしょうか。
(スタジオ解説)
津川祥吾アンカー・徳増ないるキャスター・伊藤薫平キャスター・増田英行弁護士
・きょうのテーマ「ガソリン価格は本当に下がるのか?」
・暫定税率(ガソリン価格の仕組み)
・ガソリン価格推移
ガソリン価格は、円安やロシアによるウクライナ侵攻の影響による原油価格の高騰で近年高止まりしていて、2022年1月からは政府が補助金を出していて2024年はほぼ「175円」近辺で推移していました。しかし、この補助金が段階的に縮小され、2025年に入ってからは180円台半ばとなっています。高いままのガソリン価格、みなさんはどう思っているのか、ガソリンスタンドで話を聞きました。
(給油中のドライバー)
「何年か前なら満タンで3000円台だったが5000円近くなっています」「中々きついです。バス代も上がっているので何で移動したらよいかと思っています」
(給油中のドライバー)
「高いですよね、ハイオクなのであわや200円ですよねjpハラハラしてメーター見ていた」
(給油中のドライバー)
「高いですよね。暫定税率を先に下げてもらいたいそれが下がれば結構さがるjpなぜ6月なのかよくわからない」
(丸大石油セルフ登呂南CS 横道 孝哉 営業所長)
「金額指定や数量指定は体感として増えている」「スマホのアプリなどでの割引でお客様に還元できるように会社としては考えているが原油の値段が上がっているので限界があり、歯がゆい思い」
(スタジオ解説)
津川祥吾アンカー・徳増ないるキャスター・伊藤薫平キャスター・増田英行弁護士
・今のガソリン価格について
・ある運送会社のケース
・財務省は恒久的な財源を失いたくない?
・津川アンカーの「提言」
「税は分かりやすく公平に」