【GW間近!必見】県内お花見スポット最新情報…桜に続き各地で春から初夏彩る花々が見頃に(静岡)
暖かく、過ごしやすくなった静岡県内。その暖かさと共に、さまざまな花も咲き始めています。
「every.しずおか」はゴールデンウィーク間近、桜は散ってしまったけれど、桜だけじゃない。県内の‟お花見スポット”をお届けします。
(高山 基彦 キャスター)
「正午を過ぎました静岡市です。 きょうは昨日のような強い日差 しはありません。時折心地の良 い風が吹いていて過ごしやすい です。昨日はこの時間、こちら の気温計で25度と表示されていたのですが、20度となっています」
22日の県内は、ほとんどの地点で20度を超え、最高気温は熱海市で24.1度となりました…。
(駿府城公園を訪れた人)
Q.昨日と比べていかがですか?
「きょうは涼しいですね、過ごしやすいです」
(駿府城公園を訪れた人)
「こういう曇りの日は身体が重い。 やっぱりぼんやりする。体操するとすっきりする、気持ちが良いね」「運動するにはカンカン照りより、 こういう時の方がいい」
早い人で今週末から始まるゴールデンウィーク。2025年は、カレンダー通りだと連休は5月3日からの4日間。平日も休むことができれば最大11連休となります。
ここは「はままつフラワーパーク」。
(はままつフラワーパーク 村松 祐子さん)
「3月20日から花フェスタが始まり、桜やチューリップをご覧いただきました。今の時季はカラフルな花が咲きそろってますので、おすすめなシーズンです」
四季折々の花々が楽しめる「はままつフラワーパーク」ですが、ゴールデンウィークにかけ‟イチオシの花”は…。
フジの花。
約80m続く長藤は、見頃を迎えています。
(フジの花を見た人)
「きれいですね~まだまだ広がっていくんですかね」
(フジの花を見た人)
「去年は終わってから来たので、ことしは間に合うように来ました」「向こうまで行ってきましたけど、いろいろなフジがあってよかった」
園内には8種類の「フジの花」があり、「シロフジ」などが5月初旬、丁度ゴールデンウィークに見ごろを迎えるということです。
一方、富士市では、“花のじゅうたん”が春の訪れを告げています。
(遠藤 大空 記者)
「富士市では、田んぼ一面、ピンク色に染まったレンゲの花が見頃を迎えています」
約3200平方メートルの広さをピンク色に彩るレンゲの花。かつて田んぼに咲いていたレンゲを復活させようと、地元の市民団体が、毎年10月に種をまいています。22日は富士山を眺めることができませんでしたが…天気に恵まれると、この通り。富士山を背景に、レンゲ畑の間を駆け抜ける新幹線を望むことができる絶景スポットです。
(観光客・横浜から)
「レンゲが隙間なくきれいに、じゅうたんのようになっていて、きれいです」
レンゲの花はゴールデンウィークごろまで楽しめるということです。
ここは富士宮市の「白糸自然公園」…。鮮やかな黄色が映える菜の花畑が広がっていました。菜の花畑の広さは約2000平方メートル。4月末にかけて見頃を迎えるということです。この公園では、菜の花だけでなく、5月中旬ごろからはバラも楽しめるということです。
一方、伊東市。「つつじ観賞会」を開催している「小室山公園つつじ園」。園内に咲くツツジは40種類、約10万本。赤や白、ピンク色に咲き誇るかわいらしい花を楽しむことができます。
(観光客 )
「初めてではないが、去年来た時には咲いていなくて、ことし、こんなきれいなのを見た。すごくきれい」「ことしは、いい時期に来られて最高」
(観光客)
「とてもきれい。心が洗われるような、これだけボリュームがあるところはなかなかない。来られてうれしい」
ツツジは、ここ数日で開花が一気に進み、見頃となってきたといいます。
(伊東市観光課 森田 勇作さん)
「きのうから見頃に入った」「例年に比べると若干早めに見頃に入った」「ちょうど、今週末くらいまでが、見頃としてちょうどいいのではないか」
「つつじ観賞会」は4月30日までですが、その後も5月6日まで、臨時駐車場を開放しているということです。
「沼津御用邸」でも、今後、見頃を迎える花があります。
「沼津御用邸」は、明治26年、当時、皇太子だった大正天皇のご静養のために造営されました。梅雨の時期にかけては、約2000株のアジサイが咲き誇り、‟アジサイの名所”としても知られています。
今、見ごろなのは、淡い黄色や、白の小ぶりの花を枝いっぱいに咲かせているモッコウバラ。見頃は4月いっぱいまでだということです。また、約100メートの藤棚には紫のフジが咲き始めています。ここでは4種類のフジが植えられていて、見頃は5月初めまで。その後、散り始めても、花びらが地面に積もり、‟紫のじゅうたん”が敷かれているような風景も楽しめるということです。