【リニア】「スピード感もちとりまとめを」県専門部会に平木副知事が初参加(静岡)
リニア新幹線の工事による自然環境への影響などを検討する県の専門部会が開かれ、平木副知事が就任後、初めて出席しました。
今回で16回目となる生物多様性部会では「沢の水生生物への影響」など4項目について話し合いが行われました。JR東海は南アルプスの「沢の上流域での生息状況の調査」についてことし秋から15地点で実施する予定で、すでに「調査のための下見が今月から始まっている」と報告しました。
23日、初参加となった県のリニア問題の対策本部長を務める平木副知事は「JR東海、国、流域市町としっかりコミュニケーションをとりながら、スピード感をもってとりまとめていきたい」と述べました。
県はJR東海に対し水資源や生物多様性・トンネル発生土など3つの分野で28項目の対話を求めています。
すでに8項目の対話が完了していてきょう話し合った4項目については協議が継続する予定です。