【初夏の風物詩】須崎 特産・テングサ漁解禁で初収穫…例年並み生育状況か 漁期は8月末まで(静岡・下田市)
静岡・下田市須崎地区では、13日、特産のテングサ漁が解禁となり、2025年最初の収穫が行われました。
13日に行われたテングサ漁は、岸に近い場所で行う通称「陸採り」と呼ばれる漁法で、ウェットスーツを着た漁業者らが、腰まで海水に浸かりながら、「カギ」と呼ばれる鉄製の道具で、新芽を蓄えたテングサを刈り取り、「スカリ」と呼ばれる網に入れて収穫していました。収穫されたテングサは、水槽で潮抜きされたあと計量され、広場で天日干しします。
関係者によりますと、今シーズンのテングサは、長さは短いものの、例年並みに育っていて、期間中、前年並みの約10トンの収穫が見込まれるということです。このテングサ漁は、8月末まで行われます。
最終更新日:2025年5月13日 18:01