いよいよ26日からはゴールデンウィーク。
県内きっての観光地・熱海ではすでにスーツケースを持った人の姿が多く見られました。
駅前で話を聞いてみると…

（観光客①）
明日からはすごく混むから、ちょっと早めに休みをとって来た。
私たち3連休しかとれないので明日まで休みで日曜日から仕事。
（観光客②）
私4連休、 3連休。
まったりできた、温泉もよかった。
GWは働きます、頑張ります。
（観光客③）
GW込む前に早めの休暇を取って遊びに来た。
GWは自宅にいる出かけない。

ゴールデンウィーク中、仕事で休めない人や混雑を避けたい人など、すでに休暇を楽しんだという人が多くいました。

駅前の商店街。平日の午前中ですが、多くの観光客の姿が。
商店街の関係者からは、今年のゴールデンウィークに向けた期待の声も。

（干物店 店長）
「2、3日前は少なかった、25日あたりから人が増えている感じ、GW控えているのでそれなりの準備もしている、お客さん来ることを期待している。

2025年は、4月29日が「昭和の日」。
5月3日からは4連休で、あいだの平日を休めば、最大11連休となります。

JTBの調査によると、2025年のゴールデンウィークに国内や海外へ旅行に行く人は、合計2345万人。
これは、2024年と比べ6.9％、減少しているということです。

きょう、静岡空港では…。

（坂井記者リポート）
GWの一日前ですが、あちら、 これから飛び立つ沖縄・那覇行きの飛行機には、多くの観光客が乗っています。うらやましいです。

静岡空港は福岡、熊本、ソウル、上海など10の路線が運航しています。
ゴールデンウィーク中、どの路線も予約は好調ですが、特に人気なのが北海道と沖縄です。

（沖縄へ向かう男性①）
せっかくなので沖縄に行こうと。
めちゃめちゃうれしいです楽しみです。
初めて家族で遠出するので。
（沖縄へ向かう女性）
家事をしなくていいホテルなのでそれが嬉しい。
（沖縄へ向かう子ども）
海で遊びたい！
（沖縄へ向かう男性②）
海に行くのと、おいしいもの食べたり水族館に行きたい。
子どもと、ゆっくり遊べる時間が取れないので、家族で楽しみたい。

ANA静岡支店によりますと、26日の「静岡ー新千歳」の予約率は89.8％、27日の「静岡ー那覇」で98.2％となっているということです。

一方、ゴールデンウィークと言えばクルマのトラブルが増える時期でもあります。
2024年、JAF＝日本自動車連盟が行ったゴールデンウィーク期間中のロードサービス救援件数は全国で6万6千件あまり。
そのうち、半数以上がバッテリーやタイヤに関するトラブルでした。

（JAF静岡支部　菊地一啓さん）
タイヤとバッテリーのトラブルは、点検で防ぐことができる(ひび割れた)タイヤは、高速を走行するとバーストの危険があるので、交換スリップサインというタイヤの溝を測るものがある。スリップサインに近いぐらいタイヤが減っていたら、交換をすすめる。運転席ドアの周辺に空気圧が記載されている。適正な空気圧に調整バッテリーは取り付け状態と、使用年数を確認3年以上経っていたら点検。

JAFのホームページでは、自分でできる点検方法を紹介した「私にもできるマイカー点検」を公開しています。
折角の休日をトラブルで台無しにしないよう、クルマの点検を心がけましょう。

このゴールデンウィークの混雑のピークは高速道路は東名・新東名で下りが、5月3日と4日上りが、5月3日から5日と予想されています。
また東海道新幹線の「指定席の予約状況」は静岡駅発着を含め、下りのピークが5月3日、上りのピークが5月6日となっています。