求刑22年・判決は懲役19年 北海道足寄町“”スナックママ殺人”「計画性ないが執拗で悪質」
北海道・十勝の足寄町で2023年11月、飲食店経営の女性を殺害したなどの罪に問われている男の裁判員裁判が行われ、釧路地裁は懲役19年を言い渡しました。
殺人と死体遺棄などの罪に問われていたのは、足寄町の志渡典吉被告(59)です。
判決によりますと、志渡被告は2023年11月10日、知人で飲食店を経営する延本真弓さん(66)の自宅寝室で、ハンマーで頭を何度も殴ったうえ、首を手で絞めて殺害し、遺体を山林に遺棄しました。
さらに、遺体を遺棄したあと、延本さんのクレジットカードを盗み、ドラッグストアで薬をだまし取った詐欺などの罪も認定されました。
釧路地裁は「犯行に計画性はないが執拗で悪質、遺族の処罰感情も大きい」などとして、懲役22年の求刑に対し、懲役19年を言い渡しました。
最終更新日:2024年12月13日 17:39