自民党北海道11区支部長選考 中川紘一氏と上野庸介氏を党本部に上申へ 中川氏推す付帯意見も

自民党北海道11区支部は2025年5月17日、次期衆院選の候補予定者となる支部長の選考委員会を開き、公募に応じた3人のうち、2人の候補者を党本部に推薦することを決めました。
地元選出の道議や道11区の各市町村の支部長ら30人で構成される選考委員会は、5月17日候補者3人と面接を行いました。その結果、東京在住で損保会社社員の中川紘一氏(34)と、帯広市議の上野庸介氏(51)を党本部に推薦することを決めました。また、年齢や海外での勤務経験、将来性への期待から中川氏を推す声が最も多かったということで、「中川氏が最適の候補者だ」という意見も添えて党本部に上申するということです。
支部は当初1人を党本部に推薦する予定でしたが、「地元の付帯意見を付けたうえで、2人を上申してほしい」と党本部から伝えられたということです。
自民党・道11区では、去年の衆院選で中川郁子氏が落選し、次の衆院選への不出馬の意向を表明し、支部長が不在となっていました。
今後、自民党道連を通して党本部に2人を推薦したのち、党本部が正式決定する予定です。