北海道・釧路警察署は2024年12月12日、事後強盗の疑いで自称・釧路市に住む男（65）を逮捕しました。

男は12日午後6時20分ごろ、釧路市内のパチンコ店で、男性（30代）が遊技台に置いていたメダル複数枚を盗んだうえ、窃取事実を追及した従業員の男性（20代）に手で肩を押し倒すなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

男と男性2人に面識はなく、従業員の男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、男は男性が一時的に席を離れた隙にメダルを盗んだとみられています。

男性から被害の申告をうけた従業員の男性は、店内の防犯カメラを確認したところ、男の犯行の様子が映っていたため、男に対し追及したということです。

その後、従業員の男性は「メダルを盗んだ男に押し倒された」と警察に通報。男は駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。

当時、男は酒に酔っていて、客としてパチンコ店を利用していたということです。

調べに対し、男は「盗んでいませんし、店員に暴力を振るったということは一切ありません」と容疑を否認しています。