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“区役所”から「還付金の手続き」でやってきた“”銀行員”にキャッシュカードを渡してしまい…

2025年2月27日 6:44
“区役所”から「還付金の手続き」でやってきた“”銀行員”にキャッシュカードを渡してしまい…

札幌・手稲警察署は2025年2月26日、札幌市手稲区内で預貯金詐欺事件が発生したと発表しました。

被害にあったのは、札幌市手稲区に住む90代の女性です。

警察によりますと26日昼すぎごろ、「区役所職員を名のる男」から女性の自宅の固定電話に「還付金があります。還付金を振り込む口座の登録がうまくいっておらず、口座登録の手続きのために銀行から連絡がいきます」などと電話があり、その後、「銀行の職員を名のる男」から「還付金の手続きをします。これからキャッシュカードを取りに行きます」などと電話があったということです。

女性はこの話を信用し、26日午後3時半ごろに自宅を訪れた「銀行の職員を名のる男」にキャッシュカード5枚を手渡し、だまし取られたということです。

警察によりますと、男は20代くらい、身長約175センチ、中肉、黒髪短髪。服装は黒色ジャンパー、白色シャツだったということです。

男が帰った後女性は心配になり、銀行に問い合わせたところ、詐欺だということが発覚。すぐにキャッシュカードの利用を停止したため現金の引き出しはありませんでした。

警察は、区役所や金融機関職員などを装ってキャッシュカードを取りに行くという電話は特殊詐欺だと注意を呼び掛けています。

最終更新日:2025年2月27日 11:51
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