“災害時の人命救助などに役立てて” 中学生が心肺蘇生を学ぶ AEDの使い方など講習 《新潟》
災害時の人命救助などに役立ててもらおうと、AEDの使い方などを学ぶ講習会が新潟市の中学校で開かれました。
この講習会は、地域の防災活動に関心を持ち、いざという時の対応法を身につけてもらおうと、新潟市江南区が毎年、開いています。14日は、横越中学校の2年生84人が参加。救急隊員から心肺蘇生のための胸骨圧迫とAEDの使い方の説明を受け、実際に体験します。
消防によると、119番に通報して救急車が到着するまで平均9分かかり、それまでの応急手当てが重要となります。その間、胸骨圧迫を続けると説明を受けた生徒たちは、大変さを実感していました。
〈体験した生徒〉
「結構疲れるし、腕が痛いです」
「もし本当にこういうことが起きたら、頑張らないとなという気がしました」
講習会では、物干しざおと毛布で担架を作り、人を搬送する体験も行われ、生徒たちは先生や友人を実際に運んで使い方を学んでいました。
最終更新日:2025年5月14日 21:00