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【救助】家の中から「助けて!」という声 8歳の男児2人で連携プレー《新潟》

2024年9月27日 20:45
【救助】家の中から「助けて!」という声 8歳の男児2人で連携プレー《新潟》

自宅で転倒し動けなくなった高齢の女性を助けたとして、救助者に消防から感謝状が贈られました。表彰されたのは8歳の小学生2人‥息の合った連携プレーが人命救助につながりました。

消防から感謝状を受け取ったのは阿賀野市の京ヶ瀬小学校の3年生、青柳真琥くんと、能勢山春来くんです。

事の発端は助けを求める女性の声でした。

能勢山春来くん
「助けてって聞こえたから入ってみて様子を見たら、おばあちゃんが倒れていた」

ことし6月、2人そろって友人の家に遊びに行ったところ家の中から「助けて」という声が・・

実はこの時、友人の70代の祖母が自宅で転倒したまま3時間以上立ち上がれずにいたのです。

当時は気温は27度、湿度が61パーセントと熱中症の危険性が高まっていました。

青柳真琥くん
「消防車と救急車を呼んで助けなければなと思った」
「それは勉強したの?それとも誰かに教えてもらったの?」
「ユーチューブを見たから」

8歳ながら119番通報のやり方をユーチューブでみて覚えていたという真琥くん。

一方の春来くんも近所に助けを求めたあと、救急隊が到着するまで女性の意識がなくならないようずっと言葉をかけたといいます。

能勢山春来くん
「一緒に電話しても意味ないから2人で分担して助け合った。真琥さんを親友だと思って頼りにしている」

青柳真琥くん
「春来さんのほうが頼れる」

女性は右手首を骨折しましたが、命に別条はありませんでした。

真琥くんは今回の出来事をきっかけにこんなことを思ったそうです。

青柳真琥くん
「将来の夢は?」
「消防士」
「なんで消防士になりたいと思った?いつから?」
「助けた日から。頼りになるから」

一春来くんは。

能勢山春来さん
「保育園の時は(消防士に)興味あったけど、今はゲーム大好きだからゲームつくる人になってみたい」

それぞれの個性が光る2人。

これからの活躍にも期待です。

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