トキエアの関連会社 交付後に「不適当」と判断された補助金を全額返還 《新潟》
地域航空会社トキエアの関連会社は交付を受け、その後、「不適当」とされた補助金を25日、佐渡市に全額返還しました。
佐渡市への就航を目指すトキエアの関連会社は、離島振興の補助金として、国・県・佐渡市から2年間で784万円を受給しました。
しかし、その後の調査で関連会社の社員は島内に居住実態がないとされ、国は補助金の交付が「不適当」と判断。補助金の窓口となっている佐渡市は全額返還を求めました。
関連会社は24日に命令書を受け取り、25日に補助金に加算金を合わせた896万円を全額返還したということです。
トキエアは「内閣府からは当件は不正受給ではないとの趣旨で伺っております」と説明しています。