【初物】みずみずしい新茶 「北限の茶どころ」村上市で新茶の摘み取り《新潟》
「北限の茶どころ」とも言われる村上市で、新茶の摘み取りが始まりました。雪国では珍しい茶どころ村上市。柔らかい新芽を痛めないよう手で一つ一つ、丁寧に摘み取っていました。
お茶の香りに包まれながら作業が行われたのは、村上市にある「常盤園」の茶畑です。
2日朝から「茶摘み衆」と呼ばれる人たちが手際よく茶葉を摘み取っていました。
茶摘み衆
「やわらかいし伸びもいいでしょ」
収穫された順番によって呼び方が変わる茶葉ですが、2日は最初の収穫となる「新茶」。
新茶はこの後続く二番茶、三番茶に比べて、冬の間に蓄えられた養分をたくさん使って育つため、新緑のようなさわやかな香りや渋みの中にも甘味を楽しめるということです。
お茶の常盤園 矢部智弘 代表取締役
「普段飲んでいるお茶とは格段に違う新茶の若々しい香りと味がありますので普段飲まないという方もこういう時期に季節の旬のものですので味わってもらえたらと思う」
この日に摘み取った茶葉は5月4日から販売されるということです。