新潟市は３０日、８月２１日に支給した会計年度任用職員の報酬について事務処理の誤りで１０００万円を超える過大支給があったことが判明したと発表しました。

過大支給があったのは、学校や給食センター、学校図書館などに勤務する会計年度任用職員９７人で、夏休み期間中の８月分の報酬は日割りで支給すべきところを、誤って全額で報酬を支給したということです。

新潟市によりますと８月２１日の支給前に、複数の学校事務職員から支給明細の金額が違うと指摘があり市が調査していましたが、その後、事務処理の誤りで正しく計算されず誤った支給額のまま明細が送付され、支給されたということです。

新潟市によりますと職員によっても異なりますが、１人あたり約６万円～最大で約１８万円が多く支給されていたということです。

過大支給のおもな原因は、職員相互の確認不足として、新潟市は、再発防止に向け、作業手順を共有し、情報確認や計算結果の照合を適切に行っていくとしています。

過大支給の総額は１０４５万１１２６円で、正しい支給額との差額については、９月に支給分の報酬で調整を行うとしています。