【特集】「 国道の聖地」 新潟市本町交差点は国道の起終点の数が日本一! 新たな名所になるか《新潟》
福井県にある「4連おむすび」
モニュメントのように複数並べられている「おむすび」は珍しく、現在福井県にある4連おむすびが国内最多、国道マニアも数多く訪れる聖地です。
新潟市の本町交差点では「8連」を目指す
参加者
「標識が8つ立った画って、どうです?」
「確かに国道が8つ重なっている、日本一と言われればすごいことと思うかもしれないけど、そこから先にストーリーとか色々なものがないと」
「歴史とかその背景を知ることで興味持つことができるので、まずその知る機会っていうのが大切だなって思いました」
ミーティングでは、街をより良くするための熱い議論が交わされていました。
「新潟は重要な拠点だった」
池田博俊さん
「ここに道路元標がありますので、ここを歩いた時にこの辺にこうあったら分かりやすいし、楽しいかなと思いますね」
8連おむすびプロジェクト発起人の1人、池田博俊さんです。
池田博俊さん
「国道が今この場所に8本重なってるっていうのはどういうことかというと、新潟のまちがそれだけ重要な拠点だったと、今までの歴史の中の位置付けとか拠点性っていうことを街づくりに繋げていけるんじゃないかな」
「8連おむすび」について国道愛好家の佐藤健太郎さんも期待を寄せています。
佐藤健太郎さん
「名所を作るというような意味合いとしては、費用対効果が高いですよね。標識立てるだけのことなので。見た目にもすごくインパクトがありますし、8連おむすびみたいなものは、すごく面白いやり方なんじゃないかと」
まちの活性化につなげる
商店街、商工会議所、学生の皆さんが一緒になって取り組んでいる「8連おむすびプロジェクト」。
本町や古町付近の地域に馴染みがないという学生もいて、まずはプロジェクトメンバーで街歩きをして「街を知る」活動から始めていこうということで今、取り組み進めています。
学生が中心となって8連おむすびを生かした「まちなか」の活性化アイデアをまとめていき、今年秋に新潟市に提言して2025年度にも8連おむすびのモニュメント設置を目指していくということです。
これが実現したら新たなシンボルとして街の活性化につながるかもしれません。
2024年3月22日「夕方ワイド新潟一番」放送より