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豪雨被害の能登半島 小布施町の重機ボランティアが支援に 土砂を取ると水が…被災地の現状は…孤立集落の解消目指し奮闘

2024年9月25日 21:36
豪雨被害の能登半島 小布施町の重機ボランティアが支援に 土砂を取ると水が…被災地の現状は…孤立集落の解消目指し奮闘

豪雨災害に見舞われた石川県能登半島に、上高井郡小布施町の重機ボランティアが支援に入りました。

孤立集落につながる道路の土砂撤去などにあたっています。

道路を埋め尽くす大量の土砂。山側の立木も一緒に流れ込んだ危険な現場です。

能登半島の突端に位置する石川県珠洲市。作業に当たるのは小布施町を拠点に全国で災害支援を展開する「日本笑顔プロジェクト」のメンバーです。

春原圭太・副代表
「今までは地震で流木・木々がメイン。今回は土……土砂の量 も3mある。なかなか大変。土砂を取ると水が出てくるとい うか山(斜面の崩落)も気にしな がら作業しないといけない。ちょっとなかなか難しい現場」

今回は4人のメンバーで小型重機を持ち込み、23日から25日までの日程で珠洲市に入りました。

春原圭太・副代表
「きょう25日は9人の孤立を解消させ、きのう24日は15人が住む世帯を解消。(2日間で)4件ほど孤立を解消」

地震直後の1月から、繰り返し珠洲市に入りボランティア作業を続けてきた笑顔プロジェクト。地震から9カ月後の豪雨災害は、想像以上の痛手になるのではと心配します。

春原副代表
「短期間で2度ダメージ受けてる。(住民へ)気持ちの部分でのサポ ートが大事。今後、能登を離れる人たちが出 てくるのではという点も課題」

プロジェクトは、25日、一旦小布施町に引き上げ、態勢を整えた後、再び能登に向かうということです。

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