おばあちゃんの味を…60年続く恒例の野沢菜と大根の漬け込み 陸上自衛隊・松本駐屯地
陸上自衛隊・松本駐屯地ではいつもと違う白衣を着た隊員たちが60年続く恒例行事に挑戦しました。
「こういうのは取ってもらって」
松本市の陸上自衛隊松本駐屯地で27日行われた野沢菜と大根の漬け込み。
1964年から60年続いていて、初冬の風物詩となっています。
挑戦したのは18歳から26歳までの若手隊員「7人」で全員が初体験です。
「このくらいね塩。」
指導するのは地元の女性たちでつくる「山岳部隊婦人の会」のメンバー。
用意されたのは県内産の野沢菜40キロ。
野沢菜が終わると、次は大根100キロを漬けました。
大根漬けにはカキの皮を入れるのが特徴で優しい甘味がつくといいます。
隊員たちはコツを教わりながら熱心に漬けていきました。
陸上自衛隊松本駐屯地 平野虹輝士長
「おばあちゃんとかが実家帰った時に出してくれる漬物がこういう風にできているんだなという過程を知れてよかった」
陸上自衛隊松本駐屯地 笠原幸太1士
「丹精込めて作ったのでおいしいなって思ってほしい」
漬物は「12月下旬」から松本駐屯地内の食堂で提供されます。