幸せを運ぶと言われているコウノトリが25日、安曇野市の田んぼで見つかりました。

田んぼの近くでひと際目を引く大きな鳥。

鋭いくちばしに、白と黒の羽毛が特徴のコウノトリです。25日朝、安曇野市堀金の田んぼで視聴者が撮影した映像です。

コウノトリの研究をしている兵庫県立コウノトリの郷公園によりますと、コウノトリは1971年に絶滅。その後は人工繁殖によって現在、全国で470羽確認されています。

このうち長野県では今年8羽のコウノトリが目撃されていますが、まだ繁殖の事例はないということです。

コウノトリの郷公園西田和佳奈さん
「繁殖シーズンが終わりまして、 次の繁殖地を求めて多くの鳥が全国の餌場を求めて旅をして います。餌がたくさんある環境があれ ばコウノトリが訪れていつか訪 れて繁殖するということが十分 に考えられる」

コウノトリを見かけた場合は、驚かさないように150メートルほど離れた所から観察してほしいということです。