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【ヤマウラ巨額横領事件】 元社員の長男(36)に懲役7年の実刑判決 9億円余りを横領 五味裁判官「横領した被害額が巨額 刑事責任は重大」

2025年2月27日 17:45
【ヤマウラ巨額横領事件】 元社員の長男(36)に懲役7年の実刑判決 9億円余りを横領 五味裁判官「横領した被害額が巨額 刑事責任は重大」

駒ケ根市の建設会社「ヤマウラ」を巡る巨額横領事件で合わせて9億円余りを横領した罪に問われた元社員の長男に対し、長野地裁伊那支部は懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

業務上横領の罪に問われたのは上伊那郡辰野町の会社役員、村田俊樹被告36歳です。

判決によりますと、2020年12月からおととし4月にかけて駒ケ根市の建設会社「ヤマウラ」の元社員で父親の浩幸被告と共謀し、父親が経理責任者を務めていた子会社のヤマウラ企画開発の預金口座から合わせて9億円余りを不正に引き出し、横領しました。

27日の判決で長野地裁伊那支部の五味亮一裁判官は「横領した被害額が巨額であること」「横領した金銭の全額は被告人のために費消されている」などと指摘。「極めて悪いというほかなく、被告人の刑事責任は重大である」として求刑7年6か月にし対して懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

これに対し、被告の弁護人は控訴について検討中としています。

最終更新日:2025年2月27日 20:51
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