台風10号で住宅被害に遭った世帯へ　宮崎市は早ければ来月3日から見舞金の支給を開始します。

定例会見で宮崎市の清山市長は、台風10号に伴う住宅被害の支援策について説明しました。

25日の時点で宮崎市では、1063棟の住宅被害が確認されていて、独自の支援策として全壊で5万円、その他の被害世帯に3万円の見舞金を支給します。

対象世帯への案内は、先週から郵送で始まっていて、早ければ来月3日から見舞金の支給を始めるということです。

また、住宅が準半壊以上の世帯に被害状況に応じて10万円から30万円を支給する生活再建の支援金も来月中旬以降、案内を送付します。

（宮崎市　清山市長）
「こちらで被災に遭われた世帯のデータを持っている所には、迅速に支給の案内をさせて頂いて、口座の情報を持っている方にはどんどん支給を開始したい」

また、25日の時点で、自宅が被災した22世帯49人が宮崎市が借り上げたホテルで避難生活を続けていて、来月1日以降「修理が終わらない」など事情のある6世帯を除いては、自宅に戻ったり市営住宅などに入居したりするということです。