気象病(天気痛)の正体は? 雨が近づくと頭痛やだるさが…対策は3つ「疲れをためない」「耳のマッサージ」「ひどくなるまえに薬」

22日の宮崎県内は、大陸から伸びる前線と朝鮮半島付近の低気圧、この2つによって雨が降った。この2つ、実は雨だけではなく、気圧の変化ももたらした。これによって「気象病(天気痛)」を感じているという方もいるのではないかと思う。
気象病(天気痛)とはどんなもの?
気象病(天気痛)は、頭痛・だるさ・肩こり・関節痛など様々な症状が出て、日本人の7割近くも自覚があるという調査結果も出ている。
古山予報士は、「うちのばあちゃんも、昔から「足が痛くなると、あー、これ、あした、雨が降んべ」と、ある意味天気予報をしていた」と話す。
なぜこんなことが?キーワードは「耳」と「自律神経」
人間の耳の奥の「内耳」という部分が気圧を感じ取るセンサーになっていて、気圧の変化に反応して、自律神経が乱れて様々な不調が現れる。「耳」と「自律神経」がキーワードとなる。
気象病(天気痛)を自覚していないと思っていた児玉アナウンサーも、確かに、雨が降る日は、何かどこか体がだるいとか、気分が上がらない、となるという。もしかすると…これもそうなのかもしれない。
気象病(天気痛)にならないための対策は?
対策は、「疲れを溜めないこと」そして「耳のマッサージ」これをすると自律神経が整うといわれている。しかしこれらは、特効薬にはならないかもしれない。一番は、「ひどくなる前に薬を飲む」事が対策になるのではないか。
この先の天気痛予報を確認していくと、金曜日にかけて気圧の変化が大きく警戒が必要となりそう。日ごろから「気象病(天気痛)」かも?と感じている方には特に、早めの対策をお勧めしたい。
(テレビ宮崎)