3月1日から始まる春の全国火災予防運動を前に、宮崎市の繁華街でビル火災を想定した訓練が行われました。

ビル2階のテナントで火災が発生し、1人が逃げ遅れたという想定で行われた訓練。
宮崎市消防局と宮崎市消防団から合わせて26人が参加し、救助活動や建物への放水が行われました。

訓練のあった宮崎市の繁華街・ニシタチでは、2月17日、橘通り沿いの飲食店の入るビルが全焼する火事が起きています。

（宮崎市北消防署・甲斐啓一郎署長）
「実際最近この近くでビル火災がありました。もし何かあった場合は自衛消防隊がしっかりと消火活動をし、お客様を安全に避難させていただければなと思います」

宮崎市消防局管内では、去年1年間で3階建て以上の建物火災が16件発生しているということです。