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白鷹町の郵便局強盗事件 逮捕された男の自宅から包丁と現金押収 関連調べる

2024年9月24日 18:05
白鷹町の郵便局強盗事件 逮捕された男の自宅から包丁と現金押収 関連調べる

白鷹町の簡易郵便局から現金100万円が奪われた強盗事件で、逮捕された65歳の男が24日、送検されました。県警は男の自宅から包丁と現金などを押収し、今回の事件との関連を調べています。

強盗の疑いで逮捕・送検されたのは、山形市上町4丁目の大工・杉沼武志容疑者(65)です。警察の調べによりますと、杉沼容疑者は9月12日午後2時45分ごろから49分ごろまでのおよそ4分間に、白鷹町中山の「白鷹簡易郵便局」に押し入り、70代の女性局長に刃物を向けてリュックサックを示し「これに金を入れろ」などと脅して現金100万円を奪った疑いです。
また、警察は24日までに杉沼容疑者の自宅から包丁と現金などを押収しました。今回の事件との関連を調べています。
一方、目撃者などによりますと事件当時、郵便局から200メートルほど離れた場所に杉沼容疑者が所有する車と似たタイプの車が止まっていたことがわかりました。警察では杉沼容疑者が犯行後、車で逃走したとみて調べていて、杉沼容疑者の車を押収しています。

建具店の男性「ちょうど杉沼容疑者が自宅の駐車場にいたので『ナス食べないか』と声を掛けたら『うん』と言っていた」

杉沼容疑者と仕事で数十年来の付き合いがあったという建具店の男性。逮捕される2日前に杉沼容疑者とあいさつを交わしていたといいます。

「その時は何ともないんだからね。(変わった様子はなかった?)全然分からなかった」

関係者によりますと、杉沼容疑者は市内の工務店に長年勤めていましたが、工務店は1、2年ほど前に代表が高齢のため廃業し、その後は個人で大工の仕事をしていたということです。

建具店の男性(杉沼容疑者は個人で大工業をしていたそうだが…)「商売が成り立たないだろう。建築関係だと材木が大きいから一人では出来ないことが出てくる。仕事が終わってすぐお金が貰えるものではない。3か月後の支払いになるから相当自己資金がないと大変」

杉沼容疑者の自宅近くの男性によりますと、23日午前6時半ごろ、任意同行される際は捜査員の指示に素直に応じていたということです。
警察は、杉沼容疑者の逃走経路や詳しい動機などを調べています。

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