400年以上の歴史を誇る「酒田まつり」の本祭り開幕 山車行列が中心市街に練り歩く
400年以上の歴史を誇る「酒田まつり」の本祭りが20日、開かれました。山車行列が通りを練り歩き、酒田市の中心市街地が活気に包まれました。
酒田まつりは、上下2つの日枝神社の例大祭「山王祭」として、416年前の1609年から一度も休むことなく続いている伝統の祭りです。
「本祭り」では、山車行列や時代行列などが行われ、市内から23団体・およそ2000人が参加しました。にぎやかなお囃子の音にあわせて子どもたちが引く山車などが威勢のいい掛け声とともに中心商店街を練り歩きました。
1976年の酒田大火からの復興を記念した直径2メートルの大獅子の頭では、子どもたちの無病息災を願い口の中に入ってあごを上下する「獅子パックン」に長蛇の列が出来ました。
東京からの親子は「楽しかったです。ちょっと怖かった。」「実家がこっち(酒田)でとにかく元気に育ってくれれば。それだけです。」
口上「東西東西、酒田みなさまはまなす太夫のお練りー」
旧清水屋前の大通りでは花魁道中が繰り広げられました。「はまなす太夫」に扮したタレントで酒田ふるさと観光大使の堀みづきさんが高下駄でゆっくりと歩を進めると沿道に詰めかけた人たちは写真を撮ったり手を振ったりしながら祭りを楽しんでいました。