山形県内の「リンゴ病」患者が前週の2倍に増加 6週連続で警報レベル
子どもに多く見られる「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」の患者が山形県内で前の週のおよそ2倍に増加し、6週連続の警報レベルとなっていることがわかりました。
「伝染性紅斑」いわゆる「リンゴ病」は、風邪のような症状が出た後、両頬に赤い発疹が現れるもので、子どもを中心に発症しますが、大人でも女性が妊娠中に感染すると胎児にも感染する可能性があります。県のまとめによりますと、5月18日までの1週間に県内26の定点医療機関から報告があったリンゴ病の患者数は163人でした。1医療機関あたりでは6.27人で前の週のおよそ2倍となり、6週連続で警報レベルとなっています。保健所別では、村山が12.57人、山形市が5.33人など最上以外の4つの保健所が警報レベルです。飛沫や接触により感染することから、県はこまめな手洗いやマスクを着けるなどの対策を取るよう呼びかけています。
最終更新日:2025年5月23日 13:39