全国学力テスト 山形県内は小学6年生と中学3年生合わせて1万6000人がテストに臨む
小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストが17日、全国一斉に行われました。山形県内ではあわせて1万6000人余りがテストに臨みました。
全国学力テストは、児童や生徒の学力を全国的に調査し、学習状況の改善などに役立てようと文部科学省が小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っています。県内では、小学校が222校で7800人余り、中学校が95校、およそ8400人がそれぞれ試験の対象となっています。
試験は「国語」と「理科」に小学校は「算数」、中学校は「数学」とそれぞれ3教科で行われます。このうち、中学校の理科は初めて、タブレット端末を使うオンライン方式で実施されました。回線の負担を軽減するため、4月14日から17日までの4日間に分散させて行われます。全国学力テストの結果はことし7月下旬に公表される予定です。
理科を除く2教科で実施された去年の学力テストでは、県内の正答率は全国平均と比べ、小学6年生が国語と算数ともに下回りました。中学3年生は国語が全国平均と同程度で数学は下回りました。