児童らがクロマツの「枝打ち」を体験 松枯れや松くい虫の被害状況も見学し砂防林の大切さ学ぶ 山形・鶴岡市
山形県鶴岡市で17日、農地を砂から守る「砂防林」の整備や役割について学ぶイベントが開かれ、親子連れなどがクロマツの不要な枝を切り落とす作業などを体験しました。
これは、飛来する砂から農地を守る砂防林を整備し、砂防林としての機能向上などにつなげようとJT・日本たばこ産業や鶴岡市などが2009年から実施しているものです。
ことしは地元住民や市内の小学生などおよそ180人が参加しました。砂防林では近年、松くい虫による松枯れが進んでいます。17日は松枯れの状況や松くい虫被害に遭ったクロマツの伐採を見学し、参加者たちはクロマツの不要な枝をのこぎりで切り落とす「枝打ち」を体験しました。
参加者「楽しい」
参加者「楽しい。マツの木守りたいから参加した」
参加者たちは、普段はなかなかできない伐採体験を通して、砂防林の役割の大切さを実感していました。
最終更新日:2025年5月18日 12:09