飲用再開は早くとも23日朝以降…白鷹町の大規模断水解除も「飲用は控えて」 山形県
山形県白鷹町で発生した大規模な断水は21日夕方、配水が再開されました。しかし、現在のところ町は飲料水としての使用を控えるよう呼びかけていて、22日も各地に給水所が開設されています。
白鷹町の大半の地域に配水を行っている「津島台浄水場」で21日、浄水処理後の水に国の基準値を超える濁りが確認され、町内の全6地区のうち東根地区を除く地域で断水しました。
町によりますと、浄水場内の水の濁りは21日午後3時までに解消され、これを受けて町は、21日午後5時すぎに配水を再開しました。
しかし、「配水管に残っている水に濁りが残っている可能性がある」として、飲料水としての使用については町の水質検査で安全が確認されるまで控えるよう呼びかけています。
町は、断水した地区のコミュニティセンターあわせて5か所に22日も給水所を設置し、午後10時まで対応するとしています。
町によりますと、水質検査の結果は23日午前8時ごろに判明する予定で、その結果を受けて飲料水としての使用の再開を判断するとしています。