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高温に強い山形県産米の新品種 名称は「ゆきまんてん」5年生が命名 2027年市場デビュー

2025年4月25日 17:56
高温に強い山形県産米の新品種 名称は「ゆきまんてん」5年生が命名 2027年市場デビュー

山形県が開発し、「はえぬき」と比べ高温に強いといった特徴を持つ県産米の新品種「山形142号」の名称が「ゆきまんてん」に決まりました。市場デビューは再来年(2027年)を予定しているということです。

県が開発したコメの新品種「山形142号」は、県産米の主力品種「はえぬき」と比べ高温に強く、収量が多い特徴があり、色の白さや味も「はえぬき」より良いとされています。地球環境が変化するなか、現在の主力品種である「はえぬき」の上位に位置する品種として期待がかかります。県で名称を募集し、3000件を超える応募の中から選ばれた「ゆきまんてん」は村山市の小学5年の児童が考えたもので、雪のような白さをイメージしたということです。

吉村知事「おいしさ満点笑顔満点のお米ということでゆきまんてんと名付けたそう。どういう風に販売してきたいかPRしていきたいかについては生産流通販売など関係者の意見を伺いながら決定していきたい」

「ゆきまんてん」は今年度栽培マニュアルの作成のため県内各地で栽培試験を行い、市場デビューは再来年(2027年)を予定しています。

最終更新日:2025年4月25日 20:39
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