高畠町のコンビニエンスストアでことし10月に発生した強盗事件で、逮捕された高畠町の36歳の男が11日、強盗の罪で起訴されました。

山形地方検察庁米沢支部に強盗の罪で起訴されたのは、高畠町相森の会社員・高橋悠哉容疑者（36）です。
山形地検によりますと、高橋被告はことし10月15日、高畠町高畠のコンビニエンスストア「ローソン高畠中央店」で、20代の女性店員に対し包丁のようなものを向けて「お金出してください」などと言って脅し、現金13万円を奪ったとされています。これまでの警察の調べに対し高橋被告は容疑を認めていて、「借金があった。金に困ってやった」などと供述しています。
また、高橋被告は犯行時、当初は16万円を奪ったもののそのうち3万円をその場で店に返しています。その理由については「店のその後の営業に影響が出ると思った」などと供述しています。
高橋被告は逮捕時、奪った13万円の大半を既に使っていて、借金の返済などに充てていたとみられています。