東北電力管内 2月使用分から電気料金値上がり見通し 山形ガスも3月から値上げ
今シーズンは日本列島に何度も寒波が押し寄せ、県内はその度に厳しい寒さ見舞われました。こうした中、電気料金が2月の使用分から値上がりする見通しとなっています。東北電力によりますと、2月分の電気料金は平均的な家庭で前の月よりも39円上昇し8119円になるということです。
今回の値上げは、火力発電の燃料費高騰などが要因だとしています。政府は暖房の使用が増えることし1月から2月まで限定で電気料金の負担を軽減する補助をしています。
1月と2月の使用分は標準的な家庭には1キロワットあたり2.5円が補助されていましたが、3月の使用分では補助金が1.3円と、およそ半額になり、さらなる値上がりが予想されます。
また、山形ガスも3月の使用分から月額の基本料金を297円値上げすることを決めました。生活に欠かせない光熱費の値上げについて、街の人はどう対処しているのか、話を聞きました。
27日の山形市は朝から日が差し、日中の最高気温は9.3度と3月中旬並みの気温となりました。
山形市・男女「去年は暖かったからよかったけど。やっぱり寒波が2回もくると寒いから」「値上がりはちょっとね。できれば、安ければ安いほどいいですよね。ことし特に冬寒いから余計に暖房を使う」
米沢市・50代「光熱費上がっていますね」「(政府の補助金の効果はー)足りない足りない、効果がない」
米沢市・50代の2人「お風呂は入っているけど、高くしてないですよ。風呂の温度は43度で高いけど、お湯はりが半分。半身浴みたいにするからそんなにかからない」
山形市・30代女性「節電のためエアコンの設定温度を少し下げてみたり。24~25度だったものを2、3度くらい下げた。あとは風向きで変わるみたいなので、風の出し方を変えた」
形市・50代女性「なるべく使わない部屋は電気を消すとか。ほかも物価が上がっているので仕方ない」
一方で、取材中にも足踏みをしながら受け答えをしていた、こちらの女性は自身の健康に変えられないと話していました。
山形市・70代女性「私は自分の命を守るために電気代はケチりません。「死んじゃしょうがないよね。自分の命、最優先!」