山形市と鶴岡市でサクラの開花発表 1500本が咲き誇る霞城公園は9日からライトアップ
山形県内にも連日、サクラの便りが届いています。7日に酒田市でサクラの開花が発表されたのに続き、8日は、山形市の霞城公園でも開花が確認されました。
佐塚崇恭アナウンサー「きのう発表が無くきょうに持ち越しとなっていた山形市霞城公園のサクラの開花発表。私の目視では数輪ちらほら咲いているようにも見えますが果たしてきょう山形市に春を告げるサクラの開花発表となるのでしょうか」
こちらは山形市の霞城公園で市の標本木となっているソメイヨシノです。
市は毎年、標本木のソメイヨシノを職員が目視で確認し開花を発表しています。8日は午前9時半ごろに担当職員が霞城公園を訪れ、サクラの咲き具合いをチェックしました。そして、午前10時。
山形市公園緑地課 阿部勇輝さん「きょう4月8日霞城公園の桜の標本木において5輪以上の開花が確認されたことから霞城公園の桜の開花を宣言します。1日遅くなり少しハラハラしたが無事に咲いて良かった」
霞城公園のサクラの開花は平年並みで去年より1日遅い開花です。さっそく、開花を待ちわびて訪れた人の姿も見られました。
「きのうも来たが開花宣言ならずできょうもう一回来た。いいですねやっと春を感じられる」
「まだ早いのかなと来てみた早く咲くとうれしい」
「毎年来ている日曜日ごろちょうどいい」
県内の天気は、今週末から曇りや雨の予報となっていますが、山形市によりますと霞城公園のサクラは14日ごろに満開になる見通しだということです。ソメイヨシノのほか、エドヒガンザクラやシダレザクラなどおよそ1500本が咲き誇る霞城公園では、9日からサクラのライトアップが始まります。
一方、鶴岡市のサクラの名所・鶴岡公園でも8日午後、園内の基準木で数輪のサクラの開花が確認され、市が開花を発表しました。去年と同じ日の開花で、平年よりも3日早くなっています。鶴岡市によりますと、サクラは今週末に見頃を迎え、これから2週間ほど楽しめる見込みです。